はてな様からのプレゼント IDEOSレビュー
はてなのブログキャンペーン「Chatter.comを試用してみた!」でブログ書いてみたら、android端末IDEOSが見事に当たった。
すでにxperiaユーザなのでメインの電話にはならないが、テザリングができるのでemobileのSIMカード突っ込んでmobile wifiとして使おうかと思う。もしくは嫁が前々から「スマートフォン欲しい!」といっているので嫁に強奪される可能性もある。
とにかくありがたく使わせていただきます。ありがとうはてな様。
んで、もらいっぱなしもあれなのでレビューします。
いざ!レビュー!
日本通信のモバイルカード(10日間使い放題)もついてきました。ありがとう。
背面カバーがたくさん付いてきます。デフォルトは黒。
充電器とイヤホンの付属。
とりあえずは日本通信のモバイルカードでセットアップしてみる。
手順書どおりにやるとものの10分で接続可能なる。非常に簡単。
- カードに書いてある開通手続き専用ダイアルに電話する。
- アクセスコードとやらを入力する。
- 5分程度で開通すると言われる。
- SIMカードをIDEOSにぶっさして起動。
- IDEOSの設定画面から、アクセスポイントとか設定する。
- そうこうしている間に開通。
「おお!簡単だ!」
「よっしゃーアプリのセットアップすっか!」
と息巻くが、ここで問題発生。
「お、遅い。。。遅すぎる」
まずはデフォルトでインストールされているgoogle mapとかtwitterとかアップデートしようとしたが、google mapのデータ4.3MBをダウンロードするのに1時間以上かかった。日本通信のSIMカードはdocomoのFOMAネットワークを借用して、最大300kbpsで通信できるそうだが遅い!遅すぎる!
「これではらちがあかん!」
家のwifiに切り替えると。。。
「ははは!速い、笑いが止まらん速さだ。ははは!」
実に快適。通信さえ速ければxperiaに引けをとらない反応性。というかxperiaが重いのか?。。。とにかく意外と快適に使える。今度はemobileのSIMカード突っ込んで試してみる。
ちきりん「ゆるく考えよう」
ちきりんさんのブログまとめ本。彼女の考え方がぎゅっと凝縮された内容だと思います。「ゆるく考えよう」というタイトルと違ってピリっとした部分もあって楽しく読めた。
「ゆるく考えよう」ってよりは「よく考えよう」っていうタイトルの方が内容的には正しい気がするが。本全体のメッセージとしては「よく考えてみましょう」「自分で考えましょう」「別の視点もあるよね」というのが伝わってきた。これは堀江貴文さんなんかと共通するメッセージだと思う。
あと「自由」というものを非常に重要に考えているのだと感じた。それは色んな束縛からの自由。常識から、偏見から、お金から、プレッシャーから。
自由ってのはゆるくもあるし、少し辛くもありそうですね。
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2011/01/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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スマートフォン普及
スマートフォンユーザー3世代分析結果報告
http://www.hakuhodo.co.jp/news/year/2011/20110524/index.html
思ったより普及してないのね、まだ。
現在のスマートフォン普及率を10%と仮定。7.6%とか11.4%とか色々あるので。
そうすると博報堂のレポートでいう、第一世代40.8%は全体の4.08%
第二世代31.2%は全体の3.12%
第三世代28%は全体の2.8%
イノベータ理論でいうところの、第一世代はイノベータ、第二・第三世代はアーリーアダプター。で今年くらいにはクリティカルマスである16%に到達しそうだね。
でも第三世代の「スマートフォン購入時重最重要視点」をみると「ガラケーで使えた機能が使えること」が第一第二世代に比べて飛びぬけて高いところを見ると、第三世代が発生しているということは、「キャズム」は超えたってことになりそうで普及は目に見えてる。でも「ガラケーで使えた機能が使えること」が大事なら「ガラケー」でいいじゃん!
スマートフォン普及率
http://www.d2c.co.jp/news/2011/20110427-558.html
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2011/04/29/10208
Chatter.comを試用してみた雑感
Chatter.comを試用してみた!
っていうか使ってます。一部で。
自分の会社では、グループウェアは導入されているがチャットを少し使うくらいで、バリバリのメール文化。
メールは読む相手の時間を奪うので、「ちょっと感じたこと」なんかを伝えるのには気がひける。立ち話をしょっちゅうするほど皆時間があるわけじゃない。
でも今のメールと会議だけのコミュニケーションにはずっと不安があって。Chatterには注目していた。
最初若手社員だけで話し合って、ぼくのコミュニケーションに対する不安を話したら、賛同者もいたし反対に「いまのドライな関係のほうがいい」という人もいた。
でもとにかく「ためしに使ってみっか!」というノリで。つかってみるとtwitter、mixiなんかを使用した経験がある人には、あっというまに受け入れられて。それらの経験がない人には全く受け入れられないという結果になった。
まあ予想通りの結果だったが、その原因を考えてみたい。
1.なにを書けばいいかわからない。
2.業務に耐えられない。
3.そもそもこんなの必要ない。
1.なにを書けばいいかわからない
結構こういう人が多い。こういう人はtwitter、mixi等の経験がない人が多く、「何かを文書にして他人に見せるには、何かしらの有意義なものが必要」と思っている。自分を意見や考え方をあまり不用意に他人に示したくない人もいるように見受けられる。
2.業務に耐えられない。
「ちょっと遅い」とか、まあフリーのchatter.comにそこまで求めなくても・・・と思ったりもするが、それ以外にも「外部サーバなのでセキュリテリポリシーとして業務情報をおくことが出来ない」とか現状しょうがない理由も。
3.そもそもこんなの必要ない。
会社組織としてラインがしっかりしていると起きてくる現象だと思う。ラインがよく管理されているので仕事は不自由なく回る。問題がないので、新しいものは必要ない。
大きく分けると「個人レベル」「組織レベル」での課題があるように見える。個人として使い方やリテラシーについては「慣れ」しかないように思える。組織に関して言えばセキュリティポリシー等のルール問題は置いといて、組織構造とChatter.comとがフィットしていないと思う。自分の会社はわりと大きくて組織も縦割り的なので、コラボーレーションするには「上を通してくれ」という話にいつもなる。なので結局メールと会議が一番スムーズに物事がすすむ方法になっていて、Chatter.comを活用できる状態にない。
結局の所、まだ個人も組織も「追いついていない」のかなと思う。いま縦割り的な組織でも近い将来もっとフラットな形態になっていけば、Chatter.comを活用できるようになると思う。
3.11 東北地方太平洋沖地震
感想はだいたいちきりんさんと同じ。
地震が起きたとき僕は出張で茨城県日立市に来ていた。
地震が起きて、バタバタパソコンのディスプレイが倒れて、建物がギシギシ言った。ニュージーランドや阪神大震災の事が頭をよぎった。揺れが収まる頃には停電してしまって、UPSがピーピーうるさかった。
外に出て、しばらく何もできずにいた。Twitterで情報集めると、宮城県沖で地震が発生したことがわかった。津波がくることもわかった。とりあえず電車はしばらく動かないので、食料をコンビニに買いにいった。まっくらなか、コンビニは人でいっぱいだった。おにぎりやパンはほとんど売り切れだった。
その日は、ホテルもいっぱいでロビーのイスで一泊。夜の余震はやっぱり怖かった。ホテルでは夕食を無料で振舞っていた。暖かい料理が身にしみた。
翌日はどうやって帰ろうか考えてたけど、まずは水と食料を確保しようと駅前のイトーヨーカドーに行くと大行列。一時間待ってなんとか買うことができた。
その後タクシーを3時間待って、僕も含めた4人でタクシーあいのりして「行けるところまで!」と日立を出発。9時間経ってようやく常磐線取手駅到着。国道6号は死にそうに混んでた。タクシーの運転手さんにお礼を言って。電車に乗ってようやく帰宅。
一連の出来事で感動したのは、パニックが全くなかったこと、しかもみんなで助けあっていたこと。
コンビニ行くときは出張先の社長さんが「とりあえず食料と水を買って来い!いくらでもいい、会社で持つから」」と言ってくれたし、コンビニでもイトーヨーカドーでもみんな順番を待って買い物をしてたし、イトーヨーカドーなんて安売りしてたwww、笑えたけど、働いていいる人を見ると感動して泣けてきた。ホテルの人は、宿泊客でない人にも、食事や毛布を提供したり、停電して自家発電してそんなに電力に余裕ないはずなのに、携帯充電用の電力を提供してくれた。仕舞には「もう発電用の燃料がありません、私たちでできることはもうないと思われます」とギブアップ宣言。ちょっとお人よしwww。タクシーの営業所でもみんなで雑談しながら、情報交換したり、みんなで緊張をやわらげようと気を使っているのがわかった。
福島、宮城、岩手にくらべれば被害は少ない茨城県だけど、M9.0で震度6強の地震がおきたのにパニックもなく、小売店がひとつも襲撃されてないなんてミラクルだよね、明らかに限られた水や食料を求めて、行儀良く行列つくってるなんて信じられないよね。自分にも家族や生活があるのにそれでも他人のために働けるって感動だよね。日本ってすごいよね。この国は大丈夫だ。そんなことを自然と思えた。
もっていればよかったなーて思ったのは「電池式の携帯の充電器」。冷静な判断と行動には情報が必要。情報に関して言えばtwitterは強力、通話やメールが使えなくても常にtwitterだけは使えた。ただし情報の取捨選択能力は必要。
もっていてよかったのが現金。これは水にも食料にも電池にも変換できるから。
これから出張時にはこの二つを必ず持ち歩くだろう。
最後に、
直接的な被害を受けた人たちには、これから被害の実態がわかってきていろんな希望が打つ砕かれるかもしれない。でも、いつかは前を向いて新たな希望に向かって欲しい。みんなが助けてくれるから。
選択の科学
タイトルに惹かれて即ポチった。読み終わるのに時間かかったがおもしろかった。
「選択」というシンプルだが、人生において重要な要素についての研究書。
「選べること」も度が過ぎると帰って決断の妨げになったり、自分の選択ってのはけっこう色んなものに影響されてるんだな。って思った。
友達、家族、学校、宗教、国、テレビ、会社。。。
なんでも影響をあたえて、選択を形作っている。
「選択」とは自分そのものなんだな。自分の選択が他人に、周囲に影響を与え。
「選択」によって自分とは何者かを確認し、他人に自分を知ってもらう。
「善い選択」には、判断する為の知識が必要だが、人生の様々な場面で「善い選択」をする為の知識はいくら時間があっても足りない。だから選択を他人に移譲することも必要だし、他人に移譲するために、人を判断する知識が必要。
でも他人に選択権を移譲するって感情的に難しい。やっぱ自分で選択すれば、成功したときのうれしさも失敗したときの後悔も自分の選択の結果だから納得できるだろうな。