力が欲しいか...
Kindle White Paperを買って前から読みたかった漫画ARMSを読んだ。もちろん面白かった。
「力が欲しいか... 力が欲しいのなら...くれてやる!!」
この中二病気味のセリフがグッとくる。
子供の頃から「力が欲しい、自由が欲しい」と思ってきた。理由はよくわからない。経済的に不自由を感じたことはあったけど、貧乏ってほどではない。3人兄弟の真ん中での不自由もすこしはあったかもしれない。とにかく「力が欲しい、自由が欲しい」と思っていた。理由はよくわからない。
こちらもKindleでふと読んでみた。西原理恵子さんの「この世でいちばん大事なカネの話」。
自分でカネを稼ぐということは、自由を手に入れるということだった。
第2章のお題目。一瞬でハラに落ちた。
これがずっと思ってたことだったんだな。いろんなものから自由でありたい。家族に不自由させたくない。子供にもいろんな意味で自由でいて欲しい。
自由でいたいだけなので、起業家のように「XXXで世の中に出たい」とか「XXXで世界を良くしたい」とかビジョンがない。自分と身近な人たちを自由にしたい、そのための力が欲しい。それ以上でもそれ以下でもない。
だからこれからも、自由になるために仕事をし続けるだろう。西原さんと同じようにこれが僕にとっての「希望」なのだから。