すごいものを見てもへこたれない人

増田の「すごいものを見てもへこたれない人」を読んで思ったこと。


自分もどっちかっていうと「へこたれない人」の部類。
何か秀でたものを持っている人を見たら「すごい!」と思うし、自分とおなじ分野であっても「すごい!でも負けて悔しい!」って思う。そして「近づきたい!」って思う。


このすごい!近づきたい!」って感じることを僕は「感染する」と呼んでいる。感染して、近づこうとしている中で色々考えて、目標となる人を追い越しに行くのか?それともアレンジを加えて自分の道を新しく作るのか?を考える。


大抵の場合は、アレンジを加えて自分の道を作ることをしている。やっぱすごい人と土俵でがっぷり組んで勝つのは大変だから逃げる。逃げても得られるものはあるので、「まあよくやったよ自分」と自信をすこし深めてくれる。


人間の行動は行動の結果のフィードバックに強く影響を受けるので、この「まあよくやったよ自分」というちょっとしたご褒美が、自分の感情を気持ちよくしてくれて、近づこうとする行動が強化され、結果すごい人をみてもへこたれなくなる。さらにそれを繰り返すと自分を信頼できるようになり、すごい人を見てもしり込みせずに、興味の方がどんどん強くなっていく。


以前は自分もすごい人をみるとへこたれるタイプだったが、ちょっとしたきっかけでポジティブなフィードバックが得られて、すこしづつ変わっていった。増田の友人はへこたれない才能があるのではなくて、小さい頃にちょっとしたポジティブなフィードバックがあって、それが繰り返されて、へこたれない超人になったのだと思う。


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