次男坊理論

みなさんは周りに男3人兄弟はいますか?
いる場合次男坊は、長男、三男に比べてどういった特徴を持ってますか?次男坊だけちょっとおかしいでしょ?その理由を僕なりに考えてみました。
一番の理由は「親の愛の独占期間」。両親にとって長男が初めて体験する事は、両親にとっても、自分の経験はあっても「人の親」としては初めてです。なので長男はいつでも両親の注目を受けます。三男は「末っ子」という必殺技でかわいがられて、常に両親の関心の的です。しかし次男はどうでしょう、長男で大抵の事は経験しているので、次男のイベントではあまり新鮮味はありません。しかも次男は三男が生まれるまでの短い期間しか親の愛を独占できません。だから次男は放っとかれます。放っとかれるのが常なので自立心が強くなります。自我も強くなるでしょう。
二番目の理由は、「長男に対する気持ち」です。三男は上の兄弟を見て育ちますが、特に長男を見ます。それは長男が三男を可愛がるからです。次男も幼少期は長男のマネばかりしますが、ある時期で「反発心」が生まれます。それは小学校・中学校で長男とずっと比べられる。それがある時期から嫌になるからです。なので長男とは違う選択をするようになります。それが成長するにつれて「人とは違う事を好む傾向」に拡張していきます。
三番目の理由は、次男の身軽さです。ちょっと古い感覚しれませんが、長男というのは親戚付き合いのなかで中心的は役割を果たします。将来親の面倒を見るのも長男です。自営業であれば、家業を次ぐのも長男です。長男は責任が重い。親もそういう教育をするので、長男も将来の責任を当然のものとして受け入れます。次男は楽。なんも無い。身軽です。自由です。この差は意外に大きい。
四番目の理由は、これらの事象が相乗効果を発揮する事です。「自立心」と「人とは違う事を好む傾向」と「自由さ」が相乗効果を発揮して、ますます兄弟からかけ離れていきます。長男と三男が仲が良いのを見ると、ますます違う方向に進もうとします。そんな次男を両親は「次男は何でも自分でやるから大丈夫」と放っときます。こうして次男の「天の邪鬼化」は着々と進んでいくのです。
以上の理由より、3兄弟において次男が異質である事が説明できます。これを「次男坊理論」と言います。
そして、こういうブログを書いてる僕は次男坊です。