「沈み行く国」かぁー

「沈み行く国」だそうです。日本は。


久しぶりに梅田望夫さんのブログをチェックしたら、JPTAのカンファレンスがあったみたいです。トラックバックから、参加者の中央大学の学生さんであるiga19さんブログを読んだら、なんて言っていいんだろう?ちょっと複雑な感情になった。素直に言えば、ちょっとショックだった。

日本という国、日本語圏とは

日本に住んでいると自分の国について考えることが少ないのだけれども、
海外に住んでいる人はやはりこのことについて考えざるを得ないのかもしれない。
海部さんは著書で日本を「パラダイス鎖国」と評していたし。
今回のツアーで聞いた日本評は「アメリカから見ると、何もない国」「沈み行く国」と
とてもマイナスの評価であった。
日本という国を考えるときに重要な位置を占める日本語についても、
それが他国からの侵攻の防衛にはなりつつも、
日本が発展するためには使われていないのではないかと感じた。
また、日本語を使う人口が余りに少ないために経済の規模自体も小さいため、
日本では売上数十億純利益数億ぐらいの小さいベンチャーを
いくつか生み出すぐらいで終わってしまった。


また、

梅田さんとのミーティングで気になったことば

そんな国でこれから働くことになる自分にとって気になったことばを書いておく。
・日本人の若い人たちはまだ勝負をしている顔をしていない
(にくたらしいと思わせるぐらいの強さを持たなければいけない)
・その先に「何かない」というようなくだらない噂は気にしないで進むべき
・「個人」で物事を言うインセンティブがほとんどない
・このままでは沈み行く国、日本と心中することになる
・日本以外の国で働いていくにはその場所での存在理由やストーリーが必要(スーツ組だけ?)
・若い人は外に出るしかない。日本語圏の外に出る
特に、一番最初に書いた勝負をしている顔をしていないというのは特に自分に言えることで
新卒だからと甘えないでガツガツしていかないといけないなと思った。


日本ってアメリカから見ると「何もない国」「沈み行く国」ってのは、やっぱすごく残念だな。たとえ大げさに表現しているのだとしても、どっちかと言えば「何もない、沈み行く国」なのは間違いないのだと思うし。


勝負ってのも、会社のシリコンバレーの研究者達と関わるようになってから、自分なりに勝負しているつもりだけど、まだまだ渡り合えてない感じがするし、もっとガツガツいっていいのかな?とも思う。まずは日本人がひくくらい。


iga19さんも言ってるけど、やっぱり外に出るしかない。すこし前に、自分のブログで「行ってみたい」なんて書いてたけど、それじゃ気持ち足りない。


よし、具体的に外に出る方法を考えてみよう。